こんにちはhonokokoです。
子どもの成長はあっという間。
ついこの前までおむつ替えしていたのに、もう走り回って喋り幼稚園入園、、。
何をしていたんだろうってくらい早い。
忙しなく、過去を思い出さないくらい毎日必死だったかだから。
頑張ってきたから。たまに写真を見て思い出してみてください。
きっと、この先も同じように時間が過ぎていくのでしょう。
何も知らないまま過ぎてしまうのは勿体ないから、
過ぎてから後悔はしたくないから、少しだけ時間を取って子どもの成長を一緒に考えていきましょう。
成長に合わせての育脳
成長過程で上手に甘えさせてもらった子どもは、自分も周りの人のことも大切に思いやることができ、
そして自分を信じて頑張れる。一生幸せに過ごせる脳を育てていきましょう。
子どもの脳は18年かけて、体脳、頭脳、心脳が順番に育っていくそうです。
18年、長いようで短い、18年で完成してしまうのです。
①体脳 脳の芯にあたる部分
呼吸、自律神経、睡眠、食欲、情動などの生きるための基本
0歳から5歳頃盛んに育つ
基本の生活習慣、愛着形成をしっかりと。
要求をそのまま伝える時期なのでおおらかに受け止め、充分に甘えさせる
「できたね!えらいね!」と言葉でほめて抱きしめる
②おりこうさん脳 大脳皮質
言語、手指の微細運動や学習など、高度な機能を担う
1歳頃から育ち始め、学校での学習で飛躍的に成長
会話や遊びを通して刺激を。
子供の意見を聞き入れて失敗させるのも大事
子どもを見守り、自分で考えさせる。
失敗させ、考えさせて、行動を変えさせる
食事、睡眠、起床の生活リズムは崩さないで
おりこうさん脳だけを肥大させない。
沢山のお稽古よりも「体脳」をしっかり作ることが「うたれ強い脳」にするコツ
③心脳 体脳、頭脳をつなぎ前頭葉を働かせる機能
前頭葉は大脳皮質内でも論理思考をはじめとする最も高度な機能を担う
体脳、おりこうさん脳が育った後10歳以降に完成する
他者から認められることで自己肯定感が育ち、自立と自律が進みます。
つきはなさず、共感して安心させる
本音は家族の前でしか言えないので、「今日学校に行きたくないな」と弱音を吐いたとき
子どもは行かなくてはならない事を知りながら甘えています。
「そうなんだ、行きたくないんだ」とまず共感して
さりげなくスキンシップをとって安心させてあげる。
「キレる子」にしないためにも正しい脳育てを
脳を育てるバランスと順番を間違えると、「こころ脳」の確立が遅れ、動物的な「キレる子」になりやすくなります。
思春期に困らないように、生活習慣の確立、言葉を出させる人との関わり、親子遊びで脳をしっかり刺激して、
10歳以降に自分で考えて我慢が出来る「こころ脳」を完成させましょう。
早く良く育てようと焦ると、思春期になって脳のバランスが崩れ、問題(不登校や暴力行為)を引き起こしかねません。
親は子どもの甘えを、ありのままに受け止めてあげましょう。
参考 叱り方・甘えさせ方は、3歳・7歳・10歳で変える